簡単な改善でランディングページの成約率が劇的にアップした10の事例

【この記事の所要時間:約 8 分】

簡単な改善でランディングページの成約率がアップした10の事例

ランディングページやセールスレターは、ほんの小さな違いが大きな差を生みます。

したがって、ランディングページのコンバージョンを最大化するためには、何度も繰り返しテスト(ヘッドラインコピー、CTAボタンのデザインや配置、価格、オファーの内容など)を行い、改善する必要があります。

しかし、そのことを理解していても、何から手をつければいいのか分からないという人がとても多いです。

そこで、今回は、Visual Website Optimizerが公開している、ランディングページのコンバージョンアップの成功事例をご紹介します。

それでは、1つずつ見て行きましょう。

1. 不要な要素を排除した事例

最初に紹介する事例は、ストリーミングビデオやオンラインゲームを提供しているJellyTelly社の事例です。

JellyTelly社は、会員制サイトの登録ページへの訪問を増加させるために、以下の3つの要素を変更しました。

  • 右上の検索ボックスの削除
  • 上部のナビゲーションとテキストの削除
  • フッターにあるテキストリンクの削除

結果、登録ページへの訪問数は105%増加(ほぼ2倍)し、申込み件数が5%増加しました。

Before

landingpage-improvement-case-01

After

landingpage-improvement-case-02

訪問者に対して、情報や選択肢を複数与えてしまうと、当然のことながら、行動が分散し、最終的な目的であるCTA(コールトゥアクション)が取れなくなってしまいます。

ランディングページを作成する際は、訪問者の焦点がブレるような情報は排除し、目的を一つに絞ることが大切です。

2. カートの配置を変更した事例

2つ目は、カートの配置を変更してサイト全体のコンバージョンを改善させたTaylor Gifts社の事例です。

Taylor Gifts社は、カート追加ボタンのCTR(クリックスルーレート)を向上させるためにその「カートに入れる」ボタンの配置を下図の2つのバリエーションでA/Bテストしました。

Before

landingpage-improvement-case-03

After

landingpage-improvement-case-04

結果、CTRが10%増加し、全体的なEコマースのコンバージョン率は、1.53%から3.23%に向上しました。

このテストから学べることは、視覚的に分かりやすくカート追加ボタンを配置することで、ユーザーが素早く行動できるようになるということです。

したがって、商品購入までのプロセスを分かりやすくし、ユーザーが必要な情報をすぐに見つけられるように心がけることが大切です。

3. 価格表示を変更した事例

3つ目の事例は、カスタマーサポートセンター向けの製品を販売しているSafeSoft Solutions社の事例です。

SafeSoft Solutions社はコンバージョンを改善するために、価格表示がどのような影響を及ぼすのかをテストしました。

結果、価格を表示したバリエーションの方が価格非表示と比較して、100%多く(2倍)の見込み客を獲得することに成功しました。

Before

landingpage-improvement-case-05

After

landingpage-improvement-case-06

Eコマースサイトにおいて、価格表示は非常に重要な問題です。

今回のケースでは、価格を分かりやすく表示し、訪問者が購入するかしないかの判断をすぐに出来るようにするにことで、より多くの見込み客を集めることに成功しました。

価格表示については、いくつかのバリエーションをテストして、効果的なものを採用することをおすすめします。

4. メインビジュアルを変更した事例

4つ目の事例は、マーケティングを支援するSaaS型アプリケーションを提供しているExactTarget社の事例です。

ExactTarget社は、プレミアデジタルマーケティングカンファレンス2013のイベント登録を誘導するためにランディングページを作成し、イベント登録ページへのCTR(クリックスルーレート)を向上させるために、2つのバージョンをテストしました。

1つ目は、ノートパソコンの画面に、カンファレンスの発表を表現したもの。2つ目は、カンファレンスの様子が伝わる画像です。

結果、後者が前者と比較して、40.18%多く、イベント登録される結果となりました。

Before

landingpage-improvement-case-07

After

landingpage-improvement-case-08

この事例から学べることは、関連画像が訪問者に対して重要な役割を果たしているということです。

理由なく画像を利用するのではなく、あなたの商品やサービスに良いイメージを与え、商品の魅力を強化するような画像を選択することが大切です。

5. 人物写真を変更した事例

5つ目の事例は、消費者の無料債務相談サービスの事例です。

この事例では、ランディングページに掲載する人物写真を「汎用的な女性の写真」を採用する場合と「実在する創業者の写真」を使った場合とで、コンバージョン率(無料債務相談への申込率)を比較しました。

1つ目のバリエーションは、汎用的(購入した写真素材)なヘッドセットを身につけている女性の写真で、2つ目のバリエーションは、実在する創業者の写真を名前付きで掲載したものです。

Before

landingpage-improvement-case-09

After

landingpage-improvement-case-10

結果、コンバージョン率が7.16%から9.64%へ向上し、後者の方が34.7%前者を上回る結果となった。

このテストから分かることは、自分と無関係な写真素材を採用するより、実在する人物や真実性の増す写真を採用した方が、説得力が増すということです。

したがって、写真や画像を使用する際は、汎用的で使い古されている写真を使うのではなく、自分に関係があり、真実性のある写真を使うことが大切です。

6. 商品を可視化した事例

6つ目の事例は、オンラインでの天然サプリメントを販売するMovexa社の事例です。

このテストでは、ランディングページからの売上増加を目的として、見出し(ヘッドライン)に「サプリメント」という単語を加え、訪問者に対して明確な目的を伝えたものとそうでないバリエーションを比較しました。

Before

landingpage-improvement-case-11

After

landingpage-improvement-case-12

結果、前者と比較して、後者の方が売上が89.97%増加しました。

ランディングページの見出しは、訪問者のほとんどが読むことから、最も重要な要素とされています。

このケースでは、訪問者にストレートに表現することで、訪問者に鮮明なイメージを持たすことができ、結果に大きな影響を与えました。

ランディングページの見出しでは、そのページによって、どのような価値が得られるのかをシンプルに、ストレートに、力強く表現することが重要です。

7. CTAのデザインと配置を変更した事例

7つ目の事例は、CTA(コールトゥアクション)のデザインと配置を変更してコンバージョン率を向上させた事例です。

ランディングページにおけるCTAボタンは、文言、カラー、デザイン、配置、サイズなどによって、コンバージョン率に影響するため、とても重要です。

このケースでは、CTAボタンのデザインと配置を変更しただけで、コンバージョンが62%増加した。

Before

landingpage-improvement-case-13

After

landingpage-improvement-case-14

改善前のランディングページは、CTAボタンが設置されておらず、ページの目的が不明確でした。一方、改善後はひと目でCTAボタンが分かるようになりました。

このテストからも分かるように、ランディングページのCTAボタンは売上に大きな影響を与えます。

したがって、デザインや文言、カラー、サイズ、配置などのバリエーションをテストして、最も効果的なCTAボタンを採用することをおすすめします。

8. グローバルナビゲーションを排除した事例

8つ目の事例は、キッチン用品をオンラインで販売しているYuppiechef社の事例です。

Yuppiechef社は、オンラインストアの会員獲得数を増加させるために、ランディングページ上部のナビゲーションバーがあるケースとないケースでA/Bテストを行いました。

結果、前者のコンバージョンは3%。後者のコンバージョンが6%となり、ナビゲーションバーを排除した後者の会員獲得数が2倍となりました。

Before

landingpage-improvement-case-15

After

landingpage-improvement-case-16

事例1でも紹介しましたが、コンバージョンを生むために必要なもの以外の要素を削ぎ落すことは、ランディングページの鉄則です。

ランディングページでは、常にワンマーケット、ワンメッセージ、ワンアウトカムを意識しながら作成することが大切です。

尚、ワンマーケット、ワンメッセージ、ワンアウトカムについては、『ランディングページのコンバージョン率を飛躍的に高めるための55の方法』の19項で解説しているので、参考にして欲しい。

9. 価格の見せ方を変更した事例

9つ目の事例は、ウェブサイト作成ツールを提供しているBasekit社の事例です。

このケースでは、価格提示のデザインをA/Bテストし、コンバージョンを比較しました。

具体的にAfterでは、主に「カラーバリエーションの追加」「価格を目立たせたデザイン」「CTAボタンを大きくして緑色にする」というような変更を行いました。

結果、コンバージョンが25%改善された。

Before

landingpage-improvement-case-17

After

landingpage-improvement-case-18

このA/Bテストから分かることは、価格の見せ方一つでコンバージョンが大きく変わるということです。

いくつかのバリエーション(大きさ、明るさ、分かりやすさ、カラーなど)をテストして、最も効果的な価格提示ページを採用することをおすすめします。

10. ヘッドラインコピーを変更した事例

最後に紹介する事例は、重要なメールが届いた時にSMSで通知するサービスを提供しているAwayFind社の事例です。

AwayFind社は、ヘッドラインコピーのA/Bテストを行い、コンバージョンを91%増加させることに成功しました。

Before

landingpage-improvement-case-19

5分ごとにメールをチェックしていませんか?ストップ!
私たちが、重要なメールが来た時だけお知らせします。

あなたが重要なメールを受け取った時、AwayFindが、留守番電話やSMSを使って、あなたのモバイルに通知します。さらに、あなたが指定した方のモバイルにも同時に通知することができます。

After

landingpage-improvement-case-20

5分ごとにメールをチェックしていませんか?ストップ!

メール受信の確認作業から解放されますー他の煩わしいメールを除外して、重要なメールだけがあなたのもとに届きます…すぐに。

事例6でも解説しましたが、ランディングページのヘッドラインコピーは、訪問者のほとんどが読む重要な要素です。

ヘッドラインコピーは繰り返しテストして、最もレスポンスの取れるベストな形を追求することが大切です。

また、ヘッドラインコピーの書き方については、『効果保証!つい買ってしまいたくなるセールスヘッドラインの8の書き方』や『バカ売れキャッチコピーを作るために超重要な4のルールとすぐ使える30の型』で詳しく解説しているので、ぜひ、目を通しておこう。

最後に

冒頭でもお伝えしましたが、ランディングページやセールスレターのコンバージョンは、ほんの小さな違いで大きな差を生みます。

効率良くコンバージョンを改善するためには、多くの成功事例や失敗事例から学ぶことがとても大切です。

これまで紹介してきた成功事例を参考にランディングページのコンバージョン改善に役立てて頂きたい。


シェアする

最新情報の受け取り方法

わざわざブログに訪問しなくても、リッチマーケティングの更新情報を自動で受け取ることができます。一番、便利な受け取り方法をお選びください。

Trackbacks

  1. […] なお、コンバージョン率の改善については、『簡単な改善でランディングページの成約率が劇的にアップした10の事例』や『必見!コンバージョン率アップに役立つ7つのアイトラッキン […]

Speak Your Mind

*